WealthNaviのセミナーに参加しました

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投資セミナーに初参加

6月は株主総会が集中していますが、そんな中の6/21(木)にウェルスナビのセミナーに行って来ました。投資セミナーは初参加です。

WealthNavi(ウェルスナビ)は資産運用を自動化するロボアドバイザーサービスを提供しています。同様のサービスを提供しているTHEOですでに一年以上運用していましたが、比較も兼ねて2018年から10万円でスタートしています。

月に5万円ずつ積み立てて運用しており、まだ評価できる段階ではありませんが現在は数千円のプラスになっています。

セミナーは平日の夜にも関わらず50名ぐらいの方は集まっていました。年齢層は20-30代の方が多くいらっしゃったように思います。

柴山さんは財務省出身でNISAの立ち上げにも関わられ、その後マッキンゼーに行ったりととにかくすごい経歴をお持ちの方です。利用しているサービスの社長から直々に話が聞けるのは安心に繋がりますし、とても有益な機会でした。

気になった部分だけ抜粋すると長期・積立・分散投資をベースとするインデックス投資と同じような方向性に加えて、ロボアドバイザーが下記をしてくれます。

最適なポートフォリオ

6つの質問に答えるだけで、ポートフォリオを自動で構築。(20代なら少しリスク資産多め、定年が近ければ安全資産の比率を上げるなど)

自動取引

アルゴリズムに基づいて行われるため人の主観等が入り込む余地がない。大きな下落や上昇局面にも心理的な罠にはまらずに適切な対処が可能

分配金の再投資

自動で再投資(ただし一定金額以上になる必要あり)

リバランス

定期的に不均衡が生じた場合は比率が高いものを一部売却し、逆に下がっているものを買い増しするなどポートフォリオを最適化

デタックス

損失が出ている資産を売却して一度損失を確定させたのち、すぐに同じ価格で同じ商品を購入する税金の最適化。

税金の支払いを先延ばしするという意味のようなので一見メリットが見えにくいですが、投資の効率化が見込めるということなので少しでも運用にまわしておくことで資産の増加ペースを早めるためだと理解しました。

その他メモ

-長期投資はリーマンショックなどの経済危機の影響をかなり限定的にさせることができる
-手数料は一般的な取引毎ではなく預かり資産にたいして1%(税別)のみ。これにより不要な取引で手数料が取られる心配がない
-資産はWealthNavi名義ではなくユーザ名義となっているので、万が一の場合があっても保護される
-ピケティの本の要約は帯にあるr>g(資本のリターン > 経済成長率)が全て。すごいのは本ではそれを膨大なデータからきちんと実証していること
-人の心理として投資元本付近のプラスやマイナスには過剰に反応してしまいがち。大きく上回っている時の変動はあまり気にならない

感想

柴山さんの話がとてもわかりやすかったです。
国際結婚されており、義理の両親がいわゆる富裕層ではない一般的な家庭にも関わらずしっかりとした資産運用をされていてその金額に驚いたお話など、随所で挟まれる身近なお話にWealthNaviの目指すところが垣間見れました。

大多数の人は資産が値上がりすると買い増し、値下がりすると売る傾向にあるという統計データがあるのですが利益を最大化のためには逆の行動を取った方がよい場合が多く、WealthNaviはそのような状況下で適切な対応ができる強みがあるというのも納得できました。

今回のセミナーを受けてロボアドバイザーの理解が深まったので、引き続き長期運用を前提に続けてみます。

あと全然関係ないですが質疑応答の際にスライドを遡る時に「少し目がチカチカするかもしれませんが…」とおっしゃる感じになんだか人柄に表れていていいなと思いました。


セミナーではタッチペン付きのボールペンとステッカーをいただきました!

WealthNavi

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