
6月4日(火)京都アカデミアフォーラム in 丸の内
THEOが主催するセミナー『お金のプロ』に学ぶ、“人生100年時代“に知っておきたいお金の話に参加してきました。
長期分散投資の有用性をメインにTHEOサービスの簡単な紹介といった内容でした。
思ったのは平均寿命が以前は60歳ぐらいだったのが今は80歳になりこれからさらに伸びて100歳になろうとする日本社会においてこれまでの年金制度が維持できなくなるのは必然です。(受給期間が長くなることに加え、若い人が減り高齢者が増える)
ちょうどこのセミナーの前日に今話題の老後2000万円不足する報告書が出たので、年金制度の崩壊と一緒に大々的に報じられていますが、この数字はそれなりに現実的な値だと思っています。戦後にできた制度を時代に合わせて変える必要はもちろんですが、やはり私たちは自分たちで資産運用などを早い段階からしっかり準備しておかなければならないと思いました。
ワイドショーでは国の責任を問うコメンテーターを見かけますが、収入が少なくてもしっかり長期投資をしておけば誰でも着実な資産形成が期待できるNISAやiDecoなどしっかり活用することが今や貯金よりも堅実です。
私はTHEOを約2年ほど運用しています。まだ運用成果を評価するには期間が短すぎますがコンセプトはとても良いと思っているのでもうしばらく様子を見るつもりでいます。手数料1%はそれなりに高いとは思いますが、投資額と積立による割引サービスが始まりますし、今後運用額が増えればさらに下がることが期待できます。(サービス名の由来も素敵です。)
特に参考になったのは、分散投資におけるファクターアプローチを食材に例え、肉や魚(株や債券)といった単位ではなく、ビタミンやタンパク質といった横串で投資をする方法でTHEOは運用していることや、リバランスをすることは結果として上値で売って下値で買い戻していることに近いと言えるので重要だが、人間には上がっているときに売るということは難しい。しかしロボアドバイザーは容赦無く機械的に行えるというメリットがあるというのはなるほどなぁと思いました。
資産運用の勉強は自分でもしていますが、たまにはこういったセミナーに参加すると刺激があります。とても参考になったので参加してよかったです。
お金の健康診断のクリアファイルにモレスキン調のメモ帳、Bicのボールペンのノベルティをいただきました。